アルバイト中に通りがかった78歳男性とのトラブルトラブル

2017年03月15日 02:00

2012年8月、私がティッシュ配りのアルバイトをしていたときのことです。

その日は、野球の試合があるということで、試合のあるすぐ近くの千駄ヶ谷駅で、ティッシュ配りをしていました。
ですので、当日配った相手は、野球観戦にきた人たちがほとんどだったわけです。

ティッシュ配りは、誰にでも配っていいわけではありません。
私も仕事をしてみて初めて知ったのですが、ティッシュ配りを依頼したクライアントさんの指示どおりに配らなくてはなりません。

つまり、クライアントさんが、20歳~59歳くらいの人の男性にだけ配ってくださいという指示があれば、そうしなければならないのです。

その日が、そういう条件のあるティッシュ配りの日でした。
そして、スタッフは、それを守らなければ会社から言われるので守らなければなりません。

ところが、年齢制限と言っても、当然いちいち聞いて配ったりはしないので、見た目での判断になります。

その日は、特に年齢制限のラインを厳しくするように言われていました。
さらに、観戦者はお酒を飲んだりしているから、注意をするように言われていました。

当時21歳だった私は、いつもどおりにティッシュを配ります。
当然、見た目で年齢制限のラインを判断してです。

前を75歳前後に見えるおじいさん3人が通りました。
対象外だと判断し、私は配りませでした。
すると、そのうちの1人が「何でくれないんだよ、ちょうだいよ。」と詰め寄ってきたのです。
私はあげられない理由を伝えます。

でも、若い女の子だと思ったからか、怒鳴り声をあげてしつこく言ってきました。
そして、私の肩をすごい力で突き飛ばしたのです。

野球観戦があったので、周りは人でごった返していました。
大勢の人が野次馬のように見ていたけれど、おじいさんが怖くて誰も助けてくれません。

やばいと思い、見回りをしていた社員にこっそり携帯で電話をかけ、スピーカーフォンにしました。
私は、とても話すことができなかったからです。

突き飛ばされたことを知らない社員が、おじさんにもう一度ティッシュをあげられない理由を説明します。
説得に時間がかかりましたが、おじさんは折れて行きました。

そのあと、手を出してきたことを社員に報告すると、事態は一変。
社員が警察を呼び、去った男も連れもどしてきます。

あの人だがりの中にいた若い女性が、証言してあげると名乗り出てくれました。
警察が来て、駅員室で30分ほど事情聴取され、パトカーに乗り警察に行きました。

結局、飲酒はしていなかったけれど、年齢は78歳とのことでした。
警察は、穏便に済ませたいとのことで、トータル10人くらいの警察官に事故状況を一人一人に説得して、もう2度と同じような事件を起こさないという男との約束で、片付けられました。

ちなみに、まったくそうは見えなかったけれど、トイレに行きたくてティッシュをくれと迫ったと供述したそうです。
外国じゃあるまいし、トイレに行けば、ティッシュだってあるはずなんですけれどね。

それで納得した警察も不思議でした。
小さい事件は、大事にしたくないという警察に失望しました。

その後は、自分の危機が迫ったら、自分の安全を優先し、確保しています。
責任感というプライドのようなものを捨てるようにしています。

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